Bass
Peng Ji
紀 鵬
在日中国人ジャズ・ベーシスト、作曲家。D'Addario、SI-YO Music Society Foundation、Utcation契約アーティスト。中央音楽学院にてクラシック・コントラバスを学んだのち、オランダ・フローニンゲン音楽院ジャズ科ベース専攻及び教育課程へ留学。卒業後、アメリカに渡りニューヨーク市クイーンズカレッジの修士課程を修了。
これまでに、Ron Caterをはじめ、Larry Grenadier、David Wong、Boris Kazlov、Johannes Weidenmulleller、Paul Berner、Joris Teepe、Joe Senders、Marco Panascia、Eric Revis、Hein van De Geyn、北川潔の各氏にベースを、Michael Mossman、David Berkman、Antonio Hart、Alex Sipiagin、Don Braden、Kendrick Scott、Mark Gross、Freddie Bryant、Ralph Petersonの各氏にジャズ理論を学んだ。
北京のブルーノート、東岸など有名ジャズクラブをはじめ、中国国家大劇院、人民大会堂など中国国内の主要なコンサートホールやジャズクラブ、アメリカ、ヨーロッパ、日本でも数多くのツアーや演奏活動を行っている。これまでにJames Moody、George Cables、Harold Mabern、Joe Farnsworth、Vincent Herring、Eric Alexander、Antonio Hart、Nicolas Bearde、Paulette McWilliams、Vince Chrico、Ted Roseenthal、Ed Jackson、本田雅人、渡辺香津美、など、数多くの世界的ミュージシャンとの共演を果たしている。上海ジャズ・フェスティバル、北京ジャズ・フェスティバルをはじめ、新疆ジャズ・フェスティバル、西安ジャズ・フェスティバル、国際ユースアート・ジャズ・フェスティバル、クロアチアのプーラ・ジャズ・フェスティバルなど、数多くの世界的ジャズ・フェスティバルに招かれている。また、CCTVやBTVなどのテレビ局により数多くの公演やベーシストとしての個人インタビュー取材が放映されている。
近年はプロデューサーとしても数多くの公演を手掛けている。特に2018年、北京の中国国家大劇院の大ホール(2207席)にて行われたグラミー・フェスティバルでは、世界的音楽家を招聘してのジャズ公演を手掛け、全席売り切れる満員御礼公演となった。自身もこの公演でベース演奏を担当し、好評を博した。また、2016年にはVincent Herring & Eric Alexanderの中国ツアーのプロデュースを掛け、各公演は好評を博した。
2017年に日本に拠点を移し、演奏や教育活動、プロデュースなどを行いながらHikari音楽塾のジャズ科主任として後進の指導にあたっている。

